スタッフトミーです。
「あなたの初めてのMacはなんですか?」
僕が始めて買ったのはMacBookの黒でした。高校卒業までWindowsを使っていて大学進学と同時に購入。当時はMac FanやMac Peopleなど愛読しており、カタログショッピングしていたのを思い出します。昔からApple社製品を愛してやまない方々からはまだまだ若造が!と言われてしまうかもしれませんが…
前置きはそのくらいにして、先日2月14日バレンタイン・デーに開催された、Mac 生誕30周年を祝うイベント、Macintosh 30 Years Meeting Tokyoにベンダーとして参加してきました。
ユーザーを中心としての楽しいパーティー、様々なゲストや参加者の皆様とともに、Macintoshの30年に渡る歴史を振り返りつつ、iPhoneを始めとしたこれからAppleの30年を語りあうイベントでした。なんと、数々のビンテージMacintoshの実機展示もありました。
場所は京橋にあるイトーキ東京イノベーションセンター SYNQA。イトーキさんは写真にあるようなクールなオフィス家具を製造販売しているメーカーさんです。その社屋の素敵な雰囲気のカフェエリア1Fを今回お借りして開催されました。
弊社のブースでは、Appleと長年のビジネスパートナーでもあるApogee社の製品を中心に展示。(後ろのポスターは藤井フミヤさん with Apple)
音楽制作をされない方でもiPhone / iPadで気軽に音楽を楽しめる製品のMiCやJAM。DACとして活用される方も少なくない、ONEやDuetなど多くのお客様に興味を持っていただけました。MiCをインタビュー用マイクや動画配信用としてお使いいただいてるヘビーユーザーの方々にもお会いできました!
興味深かったのは医学博士の杉本真樹さんのプレゼン。実はこの方は米国Appleが制作した、「Mac 30 – Thirty years of innovation」の動画に、唯一日本人として出演している2人の内の1人。
「Macは道具に過ぎない、人間の能力を何倍にもするデバイス。Macを所有することではなく、Macを使って何を生み出すかが重要だ」という話が印象的でした。最後にはビンテージMacをCTスキャンしたという(お医者さんならではですね)貴重な?3Dイメージも見る事ができました。
9年後の2024年には40周年もイベント開催予定だそうです。Mac好きな方は参加されてみてはいかがでしょうか?その時までにどんな製品が発売されているんでしょうか…とても楽しみですね!
DigiGridによるDSPサーバーによるプラグイン処理とネットワークオーディオを統合した次世代環境も広がりを見せるWavesブースでは、人気のHybridシリーズから新作H-Reverb、dbxとのオフィシャル共同開発から誕生したdbx 160、そして以前もプレビューされた同社初のレコーディングソフトウェア、Tracks Liveなどが展開されていました。
トニー・マセラティやエディ・クレーマーら一線のエンジニアとのコラボレーションから生まれたArtist Signatureシリーズは、エンジニアの手法を一画面に集約し独自のサウンドを素早く再現する人気のプラグイン。その最新作は、プロデューサーとしてNirvana, Foo Fighters, Smashing Pumpkinsを手がけ、自身もGarbageのドラマーを勤めるブッチ・ヴィグが開発に携わったボーカル専用プラグインです。
今までのSignatureシリーズプラグインと同様、一見するといわゆるエフェクト・プラグインのインターフェースからは大きく逸脱しているようですが…いえいえ、そこはWavesプラグイン、しっかりとボーカル処理のワークフローを考えて配置されたパラメータになっています。EQ、コンプ、ディエッサーは彼独自の視点からボーカルの特性に合わせてカスタマイズされており、さらに色付けに特化した2種類の歪み系エフェクトが備わっています。
ブースで実機に触ったスタッフ・マツによれば、どのパラメーターもかかり具合が素晴らしく非常に使いやすい印象、とのこと。発売が楽しみです。
http://www.waves.com/plugins/dbx-160-compressor-limiter
dbxとの共同開発によって誕生した、dbx 160のモデリング・プラグインです。ビンテージコンプの中でも稀少な160オリジナル・ユニットを、入力を突っ込んだときの歪み方まで含めて再現。それにとどまらず、ハードウェアには無かったコンプのミックス具合やノイズのバランス、さらにMS処理まで対応と単なる実機のモデリングではない、Wavesならではのプラグインに仕上がっていますね。
http://www.waves.com/plugins/h-reverb-hybrid-reverb
H-Comp、Delay、EQに続くHybridシリーズ第四弾のリバーブ・プラグイン。他のHybridシリーズもそうですが、一画面ですべてのパラメータが見渡せる、ワークフローを徹底して考えたインターフェースが素晴らしいですね。
基本となるリバーブのパラメータからEQ、ダンピング、さらにドライブやモジュレーション、エコー、リバーブサウンドをダッキングで抑えたり、プリディレイをテンポ同期できるなど、ハイブリッドの名前に違わないプラグインです。
いずれの製品もリリース日は未定ですが、すでに製品ページが作られているところからもそう遠くなく発売されると思います。続報はウェブサイト・ブログでお知らせしていきますので、こちらもお楽しみに!
スタッフOKです。
スウェーデン発のシンセメーカーとして、ユニボディのソリッドなデザインと独自のモデリング・サウンドが結実したシンセサイザーOP-1、そしてMIDI/CV/デジタル信号までを自在にパッチングするデバイスOplabなど、カッティングエッジな製品をリリースしてきたTeenage Engineering、NAMM 2015でも3つの新製品が発表されました。
Pocket Operatorと銘打たれた製品は下記3つをラインナップ。むき出しの基板・スイッチとモノクロの液晶で構成されたシンセサイザーで、単三電池2本で駆動、入出力はミニプラグとなっています。名前の通り電卓やゲームウォッチを彷彿とさせるデザインですね。
PO-12 / rhythm: 16ステップのシーケンサーと16種類のサウンドを搭載したドラム・マシン
PO-14 / sub: 16ステップのシーケンサーと16種類のサウンド+1ドラムマシンを搭載したベース・シンセ
PO-16 / factory: メロディ/リードに特化したシンセサイザー、16種類のサウンド+1ドラムマシンを搭載
いずれのユニットも、16種類のグローバルエフェクト、ステップごとにロックが可能なパラメータがアサインされたノブ2つ装備。さらにクリックトラックを使って3つすべてのユニットを同期させることも可能と、見た目のミニマル・ポップなだけではない本格的な機能も搭載しています。
クリック同期はパルスを使用するとのことで他のアナログシンセなどとも同期可能とのこと。
別売のオプションとなりますが、ブースで撮影させてもらったこちらのケースに収めると、美しいポケット電卓(?)に変身!ふと思ったんですが、電卓・ゲームウォッチとして機能させる隠しコマンド、あったりするでしょうか。OP-1にはヘリコプターゲームがありましたね。
このPocket Operatorシリーズ、なんとファッションブランドCheap Monday(スカルロゴのスキニージーンズでお馴染みですね)とのコラボレーションにより誕生した、という珍しい経緯があります。Teenage Engineering創立者Jesper Kouthoofdと、Cheap MondayのクリエイティブディレクターAnn-Sofie Backが、共に以前在籍していたファッションブランド時代から親交があり、今回のコラボレーションにつながったのだとか。
Pocket Operatorシリーズの国内での取扱はまだ未定ですが、随時ウェブサイトなどで報告してまいりますので、楽しみにお待ちください。
スタッフHです。
今年もNAMM SHOWの季節がやって参りました。今年現地にむかったのは、サポート部の癒しの新人、マツ(新婚)です。初日からかなり慌ただしいスケジュールのようで、各ブランドとのミーティング内容もまだまだこれから大量に情報が集まりそうな雰囲気。
そんなNAMM2015。さっそく「超・大型」の発表がありました。
発売から数ヶ月でもう話題にもならなくなるような製品も多いソフトウェア音源カテゴリにおいて、決して流行り廃りに流されないバーチャル・インストゥルメントのトップブランド、Spectrasonics。消費されるだけの音源を連発するのではなく、たった3つの音源に集中。さらにサウンドデザイン、サウンドクオリティーの面でも世界中から絶賛され続けている、紛れもないトップブランド。
そんなSpectrasonicsが、突如として発表したのがOmnisphere「2」 。同社のフラッグシップシンセサイザーであるOmnisphere、2008年の発売以来初のメジャー・アップデートをリリースしました。さっそくNAMM会場のSpectrasonicsブース(ILIOブース内)では、突然のニュースに多くの人が駆けつけているようです。
写真はエリック・パーシングSpectrasonics代表のFacebookページより
ビデオの最後、エリックさんが非常に印象的なコメントをされています。ここに抜粋することにしましょう。
「最初のOmnisphereを発表したとき、”使い尽くすには一生かかるでしょう” と言ったのですが、それは冗談ではなく、本気なのです」
では、新しいOmnisphere 2の特徴をピックアップして参りましょう。
10,000を超えるサウンド
新しいインターフェイス
改良されたサウンド・ブラウジング
アルペジエイターに搭載された新機能
その他
リリースは4月末と発表されましたが、国内でのリリースはまだ未定(とはいえ、同時にリリースできるように調整中)。非常に多くの機能追加だけでなく、きっちり「改良」が加えられたOmnisphre 2。続報をお待ちください。
2015.1.25追記!
Spectrasonicsの代表であり、世界中のアーティスト、クリエイター、サウンドデザイナーからも尊敬を集めるエリック・パーシングさんより、日本のみなさまへメッセージビデオを追加しました。
スタッフHです。
久々にプロモ関連の記事投稿となりますが、2015年1発目のWAVES「日本限定」プロモーションは、一番売れてるWAVESバンドルであるGold Native Bundleユーザーに向けた特別プロモーションとなりました。
内容は?
Gold NativeをPlatinum Nativeに。または、Diamond Nativeにアップグレードするプロモーションです。Platinumにアップグレードすれば12種類のプラグインが追加。Diamondにアップグレードすれば、26種類のプラグインが追加されます。
どうやって買うの?
MIオンラインストアの場合:ダウンロード販売(シリアルナンバーをメールでお届け)となります。ご購入の際にはWAVES IDと、ご登録に使用しているメールアドレスか、Goldのシリアルナンバーを入力してお買い求め下さい。シリアルナンバーが届いたら、Goldが登録されているアカウントに登録してください。
全国のWAVES認定ディーラー店頭、または認定ディーラーオンラインストアの場合:パッケージ版でのお届けとなります。ご購入に際してIDやメールアドレスの提供は不要ですが、パッケージがお手元に届き、アップグレードシリアルを登録する際には、Goldが登録されているアカウントに登録してください。
結構前に購入したGoldなんだけど…自分のライセンスは対象になるの?
WAVESのアカウントにログインしてみて、GOLDのライセンスが確認できている方なら全て対象です(…具体的には、V3以降の方が全て対象ということになります)。余談ですが私が入社した12年前にはV4でしたので、ほとんどの方が対象と思います。
さらに、GoldからPlatinumまたはDiamondにアップグレードすると、1年間のWUPが付属してきます(登録時に自動で更新されます)。WUPについて詳しくはこちらのサポートページで。ざっくり言えば、
あたりでしょうか。
次回は、アップグレードによって追加されるプラグインについて触れてみることにします。
日本限定!WAVES GOLDをPlatinumまたはDiamondにアップグレードプロモについて詳しく>>
スタッフHです。
ここまで11回に分けてお送りしてきた「リズム隊のミックスTips」。前回のトラックダウン編で「一通りの」Tipsを佐藤洋介さんにご紹介頂きました。
ここで佐藤さんが「本編ではちょっと拾いきれなかったところや、細かいところだけど大事な事についてもちょっとだけ触れておこう」という事で最後にご紹介して下さったのが、ラストのラスト、今回の「隠しTips編」となります。では、さっそくビデオから。
スタッフHです。
おかげさまで好評連載中の「リズム隊のミックスTips」。ここまでドラム、ベース、ギターと各楽器を処理する手順をご紹介して参りましたが、今回はいよいよファイナルとなる「ミックスダウン編」です。
スタッフHです。
前回のギター前編に続き、本日はギター後編をご紹介。ムービー前半はメロディーラインのようなアルペジオの処理、後半は「歪んだギターの壁の作り方」ステップの解説となっています。
前半のメロディーラインのほうは佐藤さんならではのクリエイティブなエフェクトの使い方、後半のギターの壁は、トラックの重ね方。どちらも参考になるTipsが詰まっていますので、お時間のあるときにゆっくりご覧くださいね。
スタッフHです。
先週末に一気に更新をした「リズム隊のミックスTips」。ここまで、
までご紹介して参りました。関連記事は「リズム隊のミックスTips」タグでまとめてご覧くださいね。個人的に「リズム隊」というと、ここまで(ドラムとベース)という思いはあるのですが、講師役の佐藤洋介さんが「せっかくだからギターも入れたものにしよう」と仰って下さったので、今回はギター前編という形でお送りいたします。まずはビデオから。
スタッフHです。
続々更新中のリズム隊のミックスTips!。前回までの更新でドラム編が終わり、本日はドラムの相棒・ベース編となります。
私個人は、ずっと以前から佐藤洋介さんが作るベースサウンドが大好きで、ポップスやロックサウンドの王道でありながら、図太さや暖かさが同居していて、何より心地よいサウンドなのです。
ビデオの前半でも触れられていますが、今回は佐藤さんが普段行われているステップではなく、オーディオインターフェイスにベースを直接インプットしてレコーディングされたベーストラックを素材に解説していただきました。
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