ご無沙汰しております。今月はかなりバタバタしておりまして、昨日でようやく一段落したので投稿させて頂きます。
昨日はあるアーティストのTDで川本ゴン太さんにやって頂きました。
初めてご一緒させて頂いたのですが、アナログの卓やアウトボードを使ったミックスで、絶妙なオケバランスの中でボーカルの存在をしっかり出していただけて大満足でした!
詳細が発表可能になりましたらご報告させていただきます!
そして、昨日HMV渋谷店さんがとうとう閉店となりました。
自分は、スタジオにTDの素材を渡しに行った後向かったのですが、14時過ぎたあたりからもう激混みでした!
大好きなワイヨリカさんのライブを観ながら、
あぁこのお店がなくなってしまうんだいうことに、なんともいえない思いがこみ上げてきました。
HMV 渋谷店さん今まで本当にありがとうございました!!
アナログアウトボードを使用する時のMIOコンソールの設定です。
画像の左側(灰色部分)はメインモニタースピーカーアウト用のout1-2の設定、
画像の真ん中(薄紫色部分)はヘッドフォンアウトの設定、
画像の左側(濃い紫部分)はアナログアウトボード接続するout3-4の設定です。
必要があれば各アウトごとに微調整もできるので便利です。
信号の流れは、DAWのout3をMIOコンソールのout3から出し、アウトボード通過後にin3に繫げている状態です。
スピーカーアウト、スピーカーアウトからは、DAWのout1-2、及びin3の音が聞こえてます。
音自体は、MIOのEQでとりあえず不要な低域をカットすることが多いですね。
ステレオのアナログボードは持ってないので、質感変えたい時はMIOコンソールでSoftSat等のキャラクターをかけ、FWリターンでDAWに直接録音してます。
上記はあくまでデジタルミキサーで、アナログの出力、入力の調整画面は別にあります。
お気に入りのULN-8に主に接続しているアナログアウトボードをご紹介します!
ChameleonLabs 7602 MK2 Toneflake custom
これは、neveの回路を研究して改造され、ライン、マイクインプット、アウトプット合計3つマリンエアーのトランスが乗ってるものです。
ULN-8のプリとは良い意味で対照的で、スピード感はあまりないですが、非常に厚い音を奏でてくれます。
ワイドレンジかつスピード感を求める場合はULN-8、肉厚感を出したいなら7602と使い分けてます。
あとは、Distressor EL8-Xです。
現代のコンプとしては定番ですね。歪みも足せるし、調整幅が広いのでオールマイティーです。
深くかけた歪み感とかはデジタルのコンプでは出しにくいので、こちらを使ってます。
アナログボードはこんな感じで使ってます!
久しぶりの投稿が宣伝ですいません。
昨日よりmirayさんの「Travel」がモバイル着うたサイト レコチョクで独占先攻配信中です。この曲では、作曲、及び、サウンドプロデュースを担当しました。
振り返るとULN-8を使用してから、一番最初に完成した曲が遂にお披露目になりました!Vo rec→edit→TDまでの時間がタイトだったのですが、ULN-8のレコーディングパネルを使った同時バウンスに助けられました。
ソカをベースにしたsummer tuneでレコチョク クラブ・うたサイトで一押し楽曲にして頂いているようです!8月4日発売のアルバムに収録予定です!
さらにもう1曲!既にCMで耳にして頂いてる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現在、坂詰美紗子さんの「夢をつかんで」が日本工学院CMタイアップ曲として流れています!
こちらもデジタルシングルとして、レコチョクさんで着うた配信中です!
この曲は、サウンドプロデュースさせて頂きまして、
実際にULN-8でエレキ、アコギを録音させて頂いたものになっております!
以前に制作風景を掲載した楽曲です!
どちらも是非チェックしていただけると幸いです!
今回はMIO Consoleのエフェクト部分と録音パネルについて紹介したいと思います!
□エフェクト
ULN-8のエフェクトは、おまけレベルじゃありません。
解像度の高い高品質なプラグインです。
特にEQやコンプ、チャンネルストリップといった基本エフェクトがしっかり作られているのは好印象です。
見た目は最近のプラグインと比べるとかなりシンプルですが、解像度が高いまましっかり効いてくれるプラグインばかりです。
もやけることなくローエンドもEQできます。
native系のエフェクトとは根本的に違うかかり方をする気がしますね~。
その他、ディレイ、リバーブ、リミッターやトランジェント系のエフェクトからMS、ディザーまで一通りそろってます。
他にも
エフェクトではないのですが、真空管やトランスの風味を上品に付加できるキャラクターという機能も面白いです。
バリエーションはなんと22種類!
特にサチュレーション系を挿すと一気にかっこ良い感じのトラックにしてくれて、お気に入りです!
□録音パネル
DAWでレコーディングするので、通常はあまり必要ないでしょう。
でも、バウンスやトラック作成時に非常に有効です!
DAWでバウンスするとどうしても音の芯がなくなる気がしないでしょうか?
そんな時は、Mio Consoleを使ってバウンスすると音の芯を残したまま録音してくれるんです!
特にバスドラ等で顕著な気がします。
以前DAWでバウンスしたデータとMIO Consoleで録音したデータを持っていった時に、
エンジニアさんも「これはかなり違いますね~」と驚かれてました。
しかも、DAWのパラアウトで18ch同時録音なんてことも可能なので作業効率化も図れますしオススメします。
ただし、残念ながらDAWとシンクできません。
パラデータをバウンスする場合は、各トラックの頭にクリックを入れて後で合わせる必要があります。
録音パネルもエフェクトも全Metric Halo製品に付属する機能ですので、是非試してみてください!
Metric Haloの製品を使ってて一番いいなと思う部分が、Mio Consoleのミキサー機能です。
その名の通り、ミキサーなんですが非常に拡張性が高いです。
超簡単に言いいますと各アナログアウトに、全てのアナログインプット、及び、全てのDAWのパラアウトが「個別に」操作できるミキサーが付いているような感じです。「個別に」ってところが凄いんです!ボリュームもpanもエフェクトも、位相反転までも別々に操作可能です。
例えば、
ミックス中にDAWのアウト1-2から出ているものをMIO Console上でエフェクトした音と、素の音をブレンドしたりすることが可能です。
ボーカルへの返しには、MIO Console上でコンプとEQをかけつつも、録音データ自体は素の音で録音することも可能です。
send機能だってあります。もちろんサミングミキサーとしての利用も朝飯前です。
全パラメーターを保存可能で、トータルリコール可能です。
と、きりがないですが、まさかこんなことまで、、、なんてこともさら〜っとやってのけてしまいます。
やれないことを考えることの方が大変です 笑
この構造を理解するのに最初は少々慣れが必要でしたが、非常に便利で快適です。
また、このミキサーは、なんと80bitで処理されてるそうです!ここで混ぜるとクリアで分離の良い音がします。
こんな機能がMetric Halo全製品のMIO Console共通ってのがまた凄いです。
今回はMIO Consoleのミキサー機能についてでしたが、次回はエフェクト等その他の部分についても述べたいと思います。
改めて自分の機材と比較してますが、使うほど良さがわかります。ULN-8。
今まではMetric Haloの2882、気に入ってずっと使用してました。
20万前後のオーディオインターフェイスの中では、コストパフォーマンスに優れ、クリアで元気な音が気に入ってたんです。
2882に比べるとULN-8は、高級感のある音です。
上下のレンジを広くしただけでなく、解像度がとても高いです(特に低域)。
とはいえ、全帯域見えるのに測定器っぽくならず、うまい具合にクリアという音楽的色付けを持っている、そんな印象です。
JAZZとかクラシック系とか、そういうジャンルにとても合うと思いました。
マイクプリも、同じくクリアな音です。
上の帯域が奇麗に伸びていて繊細な表現を収録するのに適していると思います。
こんなプリが8チャンネルついて、1Uで持ち運びも楽で、しかも肝心の音が良いインターフェイスは他には中々ないと思います!!
ちょっと変わっているのが、デフォルトでインプットが-16dbFS位なのに、アウトプットは-13dbFS位なんです。
アウトプットが3dbu位低めなんですが、これはアナログ機材が歪まないようになっているのかもしれません。
音を出し入れする際には、逆にこれくらいの方が使いやすいかもしれません。
もちろんMIO console上でも細かく調整もできます!!
ということで、次回はMIO consoleを中心にそれ以外の部分について書こうと思います。
録音の次の日にはTDでした。
エンジニアは山田直樹さん。
初めてご一緒させて頂きましたが、ド派手な仕上がりに大満足でした。
今回は完全Pro tools内部でのmixとのことでした。
また、部屋を真っ暗にしての確認というのも、乙な感じです。
昨日はとあるプロジェクトのrecがありまして、早速ですがULN-8をスタジオに持ち込んでみました。
エンジニアの方々も興味津々のご様子。
そして、いざ実践投入してみましたが、他のI/Oと比べてもULN-8のAD部分は解像度高いし生々しく音に芯がある印象です。
今回ギターを弾いてもらったギタリストのo-chanも「こっちの方が音が太いですね!」と言ってました。
おかげでいいテイクが録れました!
ちなみに今回はULN-8をクロックマスターにしてAESで192I/Oと同期させる形をとりました。
写真はシンクシンクインテグラルさんのスタジオにて。
autumn leave’s 仁張です。
この度ULN-8プレゼントに当選したご縁でブログを書かせて頂くことになりました。
ULN-8のレビューだけでなく日々の制作の一コマまで色々とアップできればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします!
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« Aug | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |